こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
トライアスロンをしていると、本やネットで色々情報を仕入れます。
スイムやランだとトップ選手の動画を見てみることも多いですね!
しかし、私の中では孫楊選手の泳ぎも、瀬戸大也選手の泳ぎも、ケイティレデッキー選手の泳ぎも、「答え」だとは思っていません。
どんな研究でも自分と同じレベルの競技力・年齢などに焦点を当てたものなんてないし、レースと環境が違うのだから、そのまま取り入れて再現ができるとも限りません。
ではなぜ情報を集めるのか?
結局最終的には自分でやってみて成果があるかを判断するしかないと思っています。
その人体実験のネタ集めです、簡単に言ってしまえば。笑
今回はそんな時の考え方について。
自分の目標をどこに置くか
私の場合、トライアスロンを始めたのが28歳なので、『トレーニングによるフィジカルやスキルの向上と老化による減衰』を考慮した絶対的なピークは36〜38歳頃かなと考えています。
(同じ年齢層で比べる相対的なピークはもう少し後かもしれませんが)
なので、まずは『絶対的なピークを迎える36〜38歳で最高のタイムを出す』ことを目標としています。
もちろん相対的なピークはもう少し後と述べたように、年代別ではその後もまだまだ戦えると思います。
でも国内大会やIRONMAN KONA世界選手権の総合順位、IRONMANの人生ベストタイムを狙えるのはこの年だと思っています。
(その後に更新したとしても、「ピークの年齢の時にもっと上手くやっていれば、もっと良い結果が出た」という気持ちが残ると思います。)
よって、優先順位としては以下のようになります。
- ピーク年齢の大会で結果を出す
- そこまでのマイルストーンとなるロングの大会で実績を積む
- ロングの大会に向け、ショートやミドルで経験を積む
ピークの大会で結果を出すために
「技術をどこまで磨き、フィジカルを高めるか」というのはよく議論になります。
理想を言えば、「今の動きで使っている筋肉を鍛える」のではなく「理想的な動きができるようになって、その状態で必要な筋肉を鍛える」ということになります。
しかし、5年後を目標においているなら「5年後にできる動きの中で、その状態で必要な筋肉を鍛える」が目指すところだと思っています。
最高の動き=答えではない
ここで、冒頭で述べた「孫楊選手の泳ぎも、瀬戸大也選手の泳ぎも、ケイティレデッキー選手の泳ぎも、「答え」だとは思っていない」という話についてです。
なぜなら後5年で再現できるものではないから。
あくまでそこから学ぶのは「改善のヒント」です。
そして全く真似できない最新泳法よりも、再現性がある基礎の構築の方が価値があることは当然でしょう。
だから最新泳法についても知識は入れますが、あまり取り入れようと思ったことはありません(^^;
(1世代前の泳ぎでもクソ速いことに変わりはありませんからねw)
知識=人体実験のネタの引き出しを作る
早い話が、知識を取り入れるということはネタ作りです。
TK
ヨメ
過去の記事で、「クロールの指は開くか、閉じるか」についてまとめたものがあります。
水泳(クロール)の指は開く?閉じる?最も効率が良い手の形についてこの記事の中で、指の形状は「水と手の動きに応じて変えると揚力を使える」という話が出ました。
もちろん機械的なシミュレーションで算出された「最適」は、海の流れや他の泳者もいる大会では再現が確約されるものではありません。
つまり、本やネットから学べることは「答え」とは限りません。
私の場合、普段は指を閉じていて開くとどうしても水が上手くつかめない感覚があり、指を開くメリットがわかりませんでした。
しかし「S字ストロークなどで『横の動き』が入った時に揚力としてメリットが発生する可能性がある」と学べると、そこを意識してストロークが改善できるか実験することはできます。
そのような「実験のネタ集め」が情報収拾の主な目的です。
他にも、水泳時の抵抗の記事を書きました。
スイムにおけるドラフティング効果と3種類の抵抗についてこの中で「圧力抵抗」が出てきて、人の動きによる水中の圧力の変化が出てきました。
それを知っておくと、泳ぐ時の抵抗になるだけでなく、
- バタフライのキックでも打ち下ろすと足の下側が高圧・足の上側は低圧になるのでは?
- そこでキックを折り返すと、低圧の部分に流れ込む水流と自分の足が押し上げる水で高圧の域ができる?
- ということは、打ち下ろして止まらず、素早く折り返すと高圧部分を蹴ってより推進力が生まれる?
- キックのピッチを上げた実験もしてみよう
などといった実験ネタも考えたりできるわけですね!(あってるかはわかりません。笑)
当ブログでも「私の実験結果」は載せています
短期のものから半年以上かけた私自身の実験結果はいろいろ載せています。
例)高強度練習をひたすらやって最大心拍数を上げると、低強度運動でどのような影響が出るか?
高強度練習で最大心拍数をあげれば低強度は楽になるのか?これでも同じような結果になる人もいればならない人もいるでしょう。
補給戦略も、ランニングシューズも個人個人で合う・合わないがあるように、私の結果もそのまま適用できる人もいれば、全く合わない人もいます。
「そのまま真似してみる」ではなく「自分に適応させる」ことが大切ですね!
まとめ
トッププロの動きなんて真似できないし、スポーツ科学の実験も再現性を保証されたものではありません。
それでも本やネットで情報を集めるのは、「何が、どこまで自分に適応できるのかという人体実験のネタ探し」とも言えます。
仕入れた知識を全てそのまま使おうとするのではなく、部分的に取り入れてみたり自分なりにアレンジする。
そういうことが上手い人はトライアスロンでも成績を伸ばしやすい傾向にあります。
当ブログから得た知識も、あなたなりにアレンジをして上手く活用していただけると幸いです!
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