こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
今回のレースはIRONMANニュージーランド!
2019年で35周年という、確かKONAに次いで開催回数が多い大会です!
(オークランドからタウポに会場を変更はしていますが)
2018年は1,000人程度だったのですが、2019年は記念大会ということもあってか1,400人オーバー!
その中で日本人は54人しかいなかったので、比較的日本人が少ない大会かと思います!
- 涼しい大会がいい
- 日本人が少なめなIRONMANに出たい
- ヨーロッパやアメリカは時差が厳しい
といった人には有力な選択肢の1つになるのではないでしょうか?
毎回のレースレポートと同様にコース概要や主観的なレースの感想についてまとめていきます!
今回の目標
もちろん第1目標は『KONAスロットの取得』。
アジア圏よりもニュージーランド人やオーストラリア人が速いので、別次元の戦いになることは予想されていました。
また、昨年のM30は2スロットしかなかったので、おそらく2位以内が必要でしょう…
第2目標が3位入賞。トロフィーほしい。←
第1目標との差があまりありませんね…笑
必要なタイム
スイム:59分(1分33秒/100m)
バイク:4時間54分(36.7km/h)
ラン :3時間20分(キロ4分40秒)
トランジ:7分
トータル:9時間20分
T1に400mほどのランがあるため、普段のIRONMANよりトランジを多少長めに見ています。
単純にこれだけを見ると、3種目全部でIRONMANの自己ベストを出さないといけない…!
フィジカル自体は過去最高に仕上げてはいますが、どうなることやら…?
準備編
直前1週間の練習
月曜:ジョグ12.3km
火曜:完全休養(移動)
水曜:完全休養(移動)
木曜:海スイム700m、バイク試走20km
金曜:海スイム1,000m、ジョグ6km
土曜:IRONMAN!!
ポイント練習は
- 13日前に3時間ローラー+1時間ラン
- 8日前にローラー台1時間
- 6日前にスイムの400mTTと5日前に4,500mの泳ぎ込み
今までよりギリギリまで練習しています。
細かい直前1ヶ月感の練習は2月のワークアウトを参照。
現地に着いてからは、予約した高速バスに「バイクが乗せれない」と言われいきなり置き去りされたりと、トラブルも重なり…笑
結果として木金に最低限の試走・試泳をしただけにとどまっています。
食事
前日の昼は『HELL TAUPO』といういかにも怪しげなお店でピザ。笑
ベジタリアンピザなのでアボカド・ほうれん草・マッシュルーム・オニオン・パイナップル・カシューナッツなどいろいろ入っていて、野菜摂りつつ炭水化物と脂肪もローディング!
夜はトライアスロンチームゴーヤーのみなさんとタイ料理のお店へ!
チャーハン、カレー、麺など炭水化物中心で!
なお、この日は誕生日だったのでお祝いしていただいた。(私スクール入ってないのに…優しい…!)
当日の朝。
ブルーベリーヨーグルトに妻が作ってくれたグラノーラと蜂蜜、チーズパン、バナナ、バターコーヒー、コールドプレスジュース、アーモンドバターサンド、ナッツバー。
アーモンドバターサンドやナッツバーは会場への移動中やトランジ準備しながらもつまめるので便利です!
以前は「1,000kcalは食べる!」と気合い入れていましたが、今はそこまで計算していません。
蜂蜜多めにかけるとそれなりにカロリー増えますし、ナッツやバターコーヒーなど脂質でカロリーが多いのもありますが…腹8分目程度に食べたら出発。
あとはマルチビタミン、βヒドロキシ酪酸のサプリを摂取。
スイム編
スイムコース概要
真っすぐ行って帰ってくる1周回!
水質は非常にキレイ!ヘッドアップなしでもある程度周りは見えます。
湖なので潮の流れはありませんが、琵琶湖並みに大きいので風が吹けばそれなりに波が立ちます。
水温は19度前後と低めなのでウェットスーツは着用義務です。
最近のIRONMANでは珍しくフローティングの一斉スタート!
しかも屈強なオーストラリア人・ニュージーランド人がたくさんいるため、日本とはレベルの違うバトルとなります…
会場へ。
相変わらずIRONMANは高級TTバイクとカーボンディープリムの見本市ですw
フラット区間が長い割にはディスクは意外に少なかった印象。
路面がガタガタだからディスクやバトンは衝撃がもろに来てしまうのかな?
- スペシャルニーズバッグ(バイク・ラン)預けは受付のテント
- バイクをセッティング(バイクバッグ・ランバッグは触れないので注意!)
- ヘルメットは当日の朝バイクに乗せておく
- 前日はハンドルを引っ掛けたけど、サドルを引っ掛けるように変更も可能
- ポンプ預けはトランジションエリアの入り口近く
- トイレはここで済ませた方が空いている
- スイムスタートまで400m程度を歩く
- ストリートバッグ預け(ゴーグル・キャップ・タイミングチップ預けるなよ!?w)
1はガイドで場所がよくわからずボランティアに聞いた。
危うくスイムスタート会場に持って行きそうになった…
3がちょっと特殊で、前日のバイクチェックインに持って行くけど、そのまま持ち帰り。
ギアバッグに入れるのは不可で、当日の朝にバイクの上に置かないといけない。
今回ちょっと迷ったのは空気圧。
少し低めにした方が荒れた路面でも快適そうだけど、ところどころある穴などでリム打ちパンクなどのリスクも上がるとのこと…
コンチネンタルの高耐久タイヤにシーラント材まで入れたけど、結局7bar程度に設定。
スイムスタートまでの400mを歩きつつ、バーを食べつつ、最後にトップスピードを摂取してストリートバッグ預けへ!
タウポの朝は寒い
南半球なので3月初旬といえば日本では9月初旬。
残暑厳しい季節である。
なのに…吐く息が白い!!
なんとこの時期の最低気温は3〜5度程度。
ここまで寒いとさっさとウェットスーツ着た方が暖かい。
スイムスタート
フローティングスタートとはいえだいぶ沖まで浅いので、自信がない人は足が付く位置で待機しても十分だろう。
一番インコース先頭は明らかにメラメラした集団が出来上がっていたので(笑)、リスク回避して少しアウトに。
右呼吸の私としてはなるべく左(アウトコース)からスタートして右側に人が欲しいところだけど、スタート5分前になっても全然人がいないので、一番インから15m程度内側の最前列にスタンバイした。
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これが失敗であった。
5分を切って、スタートが近づくにつれて人が集まる集まるw
今思えばこの時点で一番インの3〜4列目あたりに避難してバトルを回避するべきだったかもしれない。
ちょっと嫌な感じだな〜と思っていたら、もうスタートまで1分切っている。
スタートと同時に時計をスタートさせるのもロスなので、20秒前にはスタートさせて、あとは頭の中でカウントダウン。
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『ドォォォォォンッ!!!!』
ニュージーランドもコナと同じく大砲でスタート。
かつてないほどのバトル!
予想はしていたけど…めちゃくちゃバトルが激しい。
- 屈強なオーストラリア人・ニュージーランド人に囲まれている
- 腕が当たると1回1回が痛い
- 体同士がぶつかった時、相手がブレないから衝撃が自分に返ってくる感じがする
- かなり水面が荒れて呼吸もしにくい
と、あまりにバトルがひどいので、泳ぎながら徐々にインコースへ。
とりあえず両側に人がいるのはやばい。
なんとかインコースへ逃げ切ったが、スタートで結構なロス。
OWSではドラフティングで抵抗を減らしつつ、ヘッドアップも減らして泳ぎたいところ。
逆に一度良いペースの集団を逃すと後から追いつくのは非常に困難。
抜かして行くのは体力も使うしヘッドアップ多用で抵抗も増えるからね…
落ち着いて自分の泳ぎを
ひとまずインに逃げてからは安定した泳ぎ。
しかし風向きの影響か、右からの波が結構な頻度で来る。
高さはないから前方の部位が見えなくなることはないけど、自分の体が持ち上がらない小ささだと呼吸の時に非常に邪魔になる。
やはり、呼吸は両側できた方が良い。(今更)
ひたすら1,650m進み、右折して50m、再度右折したらスイムゴールまでほぼまっすぐ2,100m。
前の人について行っても2人だけで集団から離れてしまうリスクもあるので、ときどきヘッドアップをして他に大きな流れを確認。
ちなみに、スタート地点がほぼ同じだった人に後から聞いた話では、終始バトルだったらしい…((((;゚Д゚)))))))
スイムアップ
まだまだスマイル d(´∀`*d)
レースはココから!!
今回使用したアイテムとバイク編へのリンク
朝日の出るロングではミラータイプのデルフィナ!
ワセリンはチューブ型が便利!
スタート前に一袋!
バターコーヒーにはMCTオイル!旅先では分包が便利。
βヒドロキシ酪酸(ケトン体)サプリでグリコーゲン温存!
旅先では栄養が偏るのでマルチビタミン&ミネラルも
バイク編はこちら
IRONMANニュージーランド レースレポート 〜バイク編〜 IRONMAN ニュージーランドの記事まとめ
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