こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
メインのレースが近づくと、「疲労抜き」をしてコンディションを整える人が多いかと思います。
この疲労抜きに関して、似た用語が『ピーキング』と『テーパリング』。
ヨメ
TK
今回はこのブログでも時々出てくるこれらの用語についての解説です。
テーパリングはピーキングの一部分!
結論から入ってしまえば、テーパリングはピーキングの一部分となります!
テーパリングとは「大会の前に練習を徐々に減らす」こと
テーパリングは英語で表記すればTapering、つまり『先細り』や『次第に先が細くなっていくこと』という意味です。
この意味からも想像できる通り、テーパリングとは『練習を徐々に減らし疲労を抜くこと』を表しています。
大会におけるパフォーマンスはどれくらい練習を積んできたかも重要ですが、どれくらい疲労が抜けているかも非常に大きな影響を与えるのは、おそらくあなたも経験がある通り。
そのため、大会が近づくと徐々に練習量を減らし、パフォーマンスを高めるのがテーパリングです。
ピーキングはレースで自分のパフォーマンスを最大限発揮できるようにすること
一方、ピーキングとはPeaking、つまり『自分のパフォーマンスを大会当日にピーク(最大値)に持っていくこと』という意味です。
ピーキングは練習量だけでなくメンタルや栄養関係も含むため、より幅広い意味を持つ単語となっています。
TK
ざっくりと図にするとこんな感じです。(人によってもっと少ない人も多い人もいると思います)
ピーキングの一例
- ヒルクライムやマラソンのために体重を減らす
- 睡眠時間を増やし、リカバリーしたり集中力を高める
- サウナや風呂を用いた暑熱馴化でレース環境でも力を発揮できるようにする
- マッサージを受けて疲労回復する
- カーボローディングをしてグリコーゲンを蓄える
- テーパリングで疲労を抜く
まとめ
テーパリングとピーキング、どちらも大会の前にはよく聞く単語であり、混同している人も見かけます。
- テーパリングは練習量を徐々に減らして疲労を抜くこと。
- ピーキングは大会で自身のパフォーマンスを最大限発揮するための取り組み全般
テーパリングは重要ですが、それ以外のピーキングもしっかり行い、大会で自分のベストパフォーマンスが発揮できるようにしましょう!
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