こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
国内で最も人気のあるトライアスロンといっても過言ではない、宮古島トライアスロン!
2017年に運良く選考を通過して出場できたので、レースレポートです!
目次
宮古島トライアスロン 2017
私のレースレポートは基本的に長いです。笑
失敗談や気候・コース条件など役に立つ情報もあるかもしれませんが…
基本的に日記程度のものとお考えください(/ω・\)チラッ
リザルト
ランで失速して目標としていた9時間切り・20位は達成できませんでしたが、なんとか滑り込み年代別入賞…
まだまだ速い人はたくさんいますね!
スイム:53分4秒(3107m)(89位)
バイク:4時間40分49秒(157.4km)(38位)
ラン:3時間50分38秒(42.23km)(83位)
合計:9時間24分31秒 総合40位(1650人)、年代別3位。
スイム編
コース概要
海はとにかくキレイ。
本土の大会とは比べ物にならないくらい透き通っているので、水中でも前の人の足はかなり見えるから、うまく行けばヘッドアップをかなり減らせる。
潮の流れは結構ある。(前半は2分/100m、後半は1分半/100mだった)
朝も波をチェック
前日に試泳した時はそこそこの波があったけど、当日は穏やか。
に、見えたけど、海に向かって右から左に結構潮の流れはありそう。
コース的には潮の流れに逆流するパートが多いので、苦手な人は全然進めなさそう。
(実際に前半が逆流になるので、1700m地点の関門に100人も引っかかったらしい…)
スタート!
スタートし、まぁ案の定1200mあたりまではかなりのバトル。
明らかに故意に肩を掴んでくるやつとかいろいろ。
まぁ想定内。
でも途中のブイを曲がったあたりから突然ぶつかり合いがなくなり、ほぼ手だけで泳ぐスイマーがいたので後ろでのんびり泳ぐ♪( ´θ`)ノ
宮古の海が綺麗すぎて水中でも前の人がよく見える。
おかげさまで後半1500mでヘッドアップは5回くらいしかせずに快適に終了(@ ̄ρ ̄@)
目標の48分から5分遅れ…
と思ったけど、潮の流れのせいか上位陣も実は昨年より3〜4分遅かったらしい(´・Д・)」
バイク編
コース概要
程よいアップダウンはあるが、佐渡のように急な坂はなく、総じて走りやすいコース。
途中の橋から見える海の宮古ブルーは非常に美しい!
…が、橋では横風が強くDHポジションでは危険を感じる瞬間も。
バイクスタート
今回のドラフティングは7m。
これならかなりの恩恵があるから、いいパックを組めるとだいぶ順位を挙げれそう。
…が、なかなかいい人が見つからない。
そうこうしてるうちにわずか15kmで竹谷さんに抜かれる。
あれ、60kmくらいまで逃げる想定だったのに…。
そして昨年のバイクラップ2位はさすがの速さで、ついて行く気持ちにはなれない速度差だった…( ´△`)笑
橋からの眺めは絶景
途中、3つの橋があるんだけど、どこも海がめっちゃ綺麗に見える。宮古ブルー(*´ω`*)♪
…とか余裕ブッこいてると横からの突風でハンドル取られるので注意←
50kmあたりの下り坂では、45〜50km/hくらい出してたら突如横からリードに繋がれてない大型犬が飛び出して来た…
1、ぶつかる→吹っ飛ぶ
2、急ブレーキ停車→吹っ飛ぶ
3、急ハンドル回避→吹っ飛ぶ
…やべぇ(*´ー`*)
結果的には残り50cmくらいのとこで犬がビビって回避してくれたけど、ぶつかってたらマジでその場でレース終了。
大型犬を散歩するならちゃんとリードにつないでほしい・・・
招待選手に抜かれ…
その後、グリーンのトラスーツ、黄色い招待選手ゼッケン17番の選手に追いつかれ、その人のペースに合わせることに。
7m開ければドラフティング違反ではないとは言え、後ろにつき続けるのはマナー違反。
しばらく後ろを走ったら、前に出る。
…2分経たずに抜き返された…!?
もう一回抜いたけどまた抜き返されたので、少し後ろでおとなしくしていたら…
沿道の横断幕【17番 酒井エミさん頑張って!】
…日本女子のトッププロだったんかい(´⊙ω⊙`)←
その後、一度抜かしてそのまま差をつけたけど、110kmあたり?で再度追いつかれ、あとはゴールまで同じパック。
酒井エミさんの引退試合ということで報道陣が何度も撮りに来る…
そこで空気を読まず酒井プロを抜いて前に出る私。←
まぁおかげさまでレースの中継してた宮古テレビの吉田アナにも合うことができ、写真も撮ってもらえました♪( ´θ`)ノ笑
ついにエース栗原氏を発見
130kmあたりではずっと探してたエース栗原氏を発見し、追い越し。
結構疲れてそう…ショートでは負け続けてるけど今日は勝てるか!?
その後、給水所で『水ー!』って差し出されたボトル、頭からかぶったらコーラだったのは些細な問題。
(念の為確認しましょうw)
そうこうしているうちに157kmの旅も終了へ…
バイクは想定の4時間半より7分の遅れ。
巡行は悪くないけど、カーブや給水での減速が結構響く・・・
まぁ遅れた分、体力も筋力もまだまだ余裕。
てかロングのバイクで最後までペース崩れなかったのは初めて!
これはランも期待できるか!?
ラン編
T2に行って気づいた。
「あ、サングラス忘れた・・・」
ってことでせっかくの酒井プロとの並走なのにショボショボな表情を晒す私。
コース概要
ランコースは21kmを往復するコースなので、ライバルとのタイム差もわかるし友達全員ともすれ違える。
一部には坂もあるため坂トレーニングをしておくのが吉。
春とはいえ昼過ぎには気温も高くなるので、水分・塩分などの摂取を心がけないと脱水症状も…
ランスタート
酒井プロにはT2で差をつけて先行したけど、4kmあたりでまた合流。
抜かれるかと思ったら、
『頑張りましょう!』
なんて声かけてもらっちゃったから、頑張って並走するしかない←
キロ4,30〜4,40程度の安定ペースで刻んで行く。
足もエネルギーもまだまだ余裕。
これはいいランラップ狙えるか!?
ケアンズでもお世話になったサム酒井さんが『前との差、1分50秒!いけるよ!』『ここまでのランラップはエミちゃんの方が速いよ!』と、応援してはバイクで前方に行き、応援してはバイクで前方に行く。すごい旦那さんや。
折返し地点!
呑気なことを考えながら、相変わらず報道陣のカメラや写真に便乗で写り続け、折り返しへ。
前半のハーフは1時間40分。いい感じ。
…しかしここで酒井プロに離され、さらに直後にランコース最大の登りがあり集中力が切れて来る…。
前半の気温があまり高くなくて油断してたけど、エイドごとに1~2杯しか飲まなかったのは脱水気味か・・・?
おまけにエース栗原氏、折り返しで見たら600m後ろに迫っとる…
バイクきつそうだったのにランで復活しとるやん…さすがに強いな…ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
とはいっても気合だけでペースを上げれないのがロング…30km過ぎで栗原氏においつかれ、メンタル的にも足的にも売り切れ間際。
キロ6分の世界がコンニチハ←
ロング終盤、やはりメンタル勝負
30位台なんかではキロ6分で抜けるのはもう歩いてる人くらい、そして1kmに1人ずつくらい抜かれ続けるメンタル攻撃。
頭の中は『歩きたい』『眠い』『腹減って来た』『歩きたい』『喉乾いた』『膝痛い』『歩きたい』…
楽しみなのはゴールまでの10kmをカウントダウンする腕時計が1km毎にピーっていう音を聞くとだけ。
しかしなかなか鳴らない。
もう1km進んだかとガーミンをみてもまだ300mとか。
全然進まない。
退屈な会議の分針くらい進まない。
すれ違いの仲間が声かけてくれても返す元気もなくなって来てた…スミマセンヽ(;▽;)ノ
それでも諦めて歩くということは、年代別表彰を諦めるということ、この大会のために半年間準備して来た自分を裏切るということ。
それだけは嫌だったので、抜かして行く人が違うエイジであることを祈りながら、ジョグでも進む。
やっと見えたゴール
沿道の応援に励まされながら、徐々に大きくなるゴールのアナウンス、そして視界に入る競技場。
やっとここまで無事に帰ってこれたという安心感・達成感・そして開放感に包まれながら無事にゴール╰(*´︶`*)╯
2年前、トライアスロンを始めた時にみんなのフェイスブック投稿を見て出て見たいと思っていた大会だけに、喜びもひとしお(*´ω`*)
…でも後から知ったけど、最後に競技場を走ってる時、次に入って来た40秒後のランナーが年代別4位。
マジであぶねぇ…((((;゚Д゚)))))))
やはり諦めて歩いていたら入賞はできなかった。
ランラップは想定の3時間20分より30分近く遅れ…おかげで目標の20位よりはだいぶ落ちてしまった…(*_*)
まとめ
一般人からは『宮古島まで行ってほとんどトライアスロンしかしてないじゃん!?』って言われるけど、大会のテーマにも書かれている通り、宮古島の海と風と大地と太陽、そして人々の温かさを1日満喫できる素晴らしい大会です♪( ´θ`)ノ
トライアスロンをやってるなら『ショートだけ』『ミドルなら出来そう』といわず、ぜひ挑戦して見てほしい大会です。
…まぁまず0次関門の選考を通るというのが難しいわけですが…出れた人はぜひ100位以内に入って、存在すると噂されるシード権獲得を目指しましょう♪( ´θ`)ノ
↓宮古島トライアスロン総集編動画!
宮古島トライアスロンに出よう! ~小さな島の、壮大な一日~
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