「最近体力落ちちゃって…」
「30すぎると急に体動かすのキツくなるんだよね…」
「40からは更に来るぞw」
「バカやろう40なんてまだ若い!」
・・・なんてやり取り、誰でも聞いたことはあるでしょう。笑
そこで今回は体力の『器』に関する雑談です。
そもそも、体力の器って?
ここでは「その人の遺伝的な体力の限界」を器と表しています。
ひとまず筋力と持久力では違うとか細かいことは置いておいてね。笑
我々一般人の器の大きさは【100】とすると、大会で競ったガタイのいい欧米人は【110】かもしれない。
国内のプロ選手は【130】かもしれないし、世界のトッププロは【150】持っているかもしれない。
器の大きさで勝負が決まるのか?
でも『器』はあくまでも「その人の遺伝的な体力の限界」であって、その時勝負しているのは、その日に器に入っている水の量。
もちろん限界ギリギリまで水を貯めるトレーニングをしているプロの場合は器の大きさで勝負が決まるかもしれないけれど、我々一般人には器いっぱいまで水を貯めるなんてまず不可能。
トライアスロンのトレーニングを数年積んでる私でもまだ50くらいかもしれないし、普段運動していない人は10~20かもしれない。
器が【110】の欧米人と勝負をしても、その人が40しか水を貯めるトレーニングをしていないなら、50まで貯めた私なら勝てる。
逆に器が【80】の女性に負けるかもしれない。
老化とは?
30歳のときは【100】あった器も、40歳では【90】に縮む。
それに伴って維持程度の努力しかしていなければ、水の量も50から45に減るかもしれない。
これが老化だと思ってる。
それでも努力をしている人は、また水の量を50に増やしたり、さらに55や60を目指していく。
だからトライアスロンでは40代でもメチャクチャ速い人もいる。
身の回りで「年をとると体力が…」なんて言ってる人は、大体10から9に減った程度の人ばかりな気がする。
アスリートでも「スピードが落ちる」という人は多いけど、「体力が落ちる」という声は意外なほど聞かない。
サラリーマンとして、父親としての競技への向き合い方
自分の現在の器が【100】あったとしても、
『サラリーマン』という肩書を持てば90までしか水を入れる余裕はなくなる。
『旦那』という肩書を追加したら85までしか水を入れる余裕はなくなる。
『父親』という肩書を追加したら80までしか水を入れる余裕はなくなる。
肩書を増やしたのに100を目指し続けていたら、どこかでバランスが崩れる。
でもまだ今は50しか水は入っていないから、まだまだ上は目指せる。
そうやっていかにうまくやりくりして80まで水を貯めるかがパパサラリーマンの戦い。
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