こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
今年で第5回目となる九十九里トライアスロン、今年からミドルディスタンス(Swim:1.9km、Bike:90km、Run:21.1km)が追加されたので参戦してきました!
前編はこちら
九十九里トライアスロン ミドル総合4位! スイムレースレポートバイク編
バイクコース概要
今回の実測約91km、獲得標高38m。
最初と最後の3kmずつは狭い道で段差も何箇所かあるので注意が必要だが、長生ICからは有料道路に入ると道も非常に綺麗でアップダウンも殆ど無いスピードコース。
(2周回の折返し位置が記載されていないが、長生ICから再び北上するので、ずっと有料道路を走る)
風は体感では北西側?から3~5m程度で、海沿いにしてはそれほど強くない。
テクニックよりもDHポジションを維持してパワーを出し続ける勝負。
気をつけるのはエイドがボトルでもらえず、紙コップしか無いこと。
上位を狙う場合は事実上受け取れないと思っていい。
2018年は朝からずっと曇りで25度程度までしか上がらなかったので3本でも足りたが、気温が非常に高くなって4本でも足りないような事態になったらどうするか…対策が必要かもしれない。
バイク補給
フロントのボトルにポカリ、塩タブレット2つ、ジェル2つ、BCAAを5g、クエン酸3gを溶かす。
あと2本にポカリ、塩タブレット2つ、BCAAを5g、クエン酸3g、1本は掛けれるように氷水。
粉飴を持ってくるの忘れたのでカロリーが殆どありません。←
バイクスタート
スタートからの下道は数箇所地面にギャップがあるのは朝に確認したので、サドルのボトルが飛ばないように慎重に。
前方にギリギリ2人見え、おそらく2つ前が藤原選手。
距離からして1分差くらいか?
細い追い越し禁止の道で前二人がちょっと詰まってくれた隙に少しだけ詰めつる。少しだけ。
有料道、ここからレーススタート
有料道に入ってからが本番。
周りも自分も一気にペースアップ。
多分少し向かい風かな?でも今日はバイクで攻めたいから38km/h程度で進んでいく。
一つ前の選手とはジワジワと差を詰め、最初の直線で追い抜いた。
(と言っても『最初の直線』が12kmくらいあるのだが)
肝心のもう一つ前とはあまり詰まっていない。
左に曲がった先の折返しでは先頭との差を確認する。
すれ違ってから折り返しまで約2分。
差は倍で約4分か…でもスイムからどれくらい広がっているのかがよく分からない。
あと、現時点で順位が8番なことは分かった。
折り返してからは追い風区間。
上り以外は42~43km/hで進む。
最初の直線まで戻ってきて再度北上するときに初めて抜かれた。
1003番、小坂さん。
Twitterで繋がっていてIRONMAN 9時間台、2年前のケアンズでも同じ様な位置でランをしていた実力の近い人。
もう1人1028番の人と3人になったので、間を空けつつ先頭交代しながら進んでいく。
先週の伊良湖で2人で回したときも自分の想定より少し速かったが、今回はさらに速い。
でも藤原選手を追い抜くには多少無理してでも踏み続けるしか無い、と思ってそのまま踏み続ける。
2周目へ
45km地点の2周目への折り返し地点で少し前に藤原選手を確認。
向かい風区間だったけど、38km/h超えるくらいで踏み続けて、程なくして藤原選手ともう1人をパス。
63km地点の折返しで差を確認するがあまり差が開いていない。
そういえば藤原選手ばかり意識してるけど、一緒に走ってる2人も十分脅威になるよな…?
持論では『ディープリムでバイクが速い人はランも速い、バトン・ディスクでバイクが速い人はバイク重視の人が多くてランで勝てる』。
あくまで個人的な持論だけど。
その持論から予想すると、この2人はランもイケる。
まぁフルマラソン2時間半の藤原選手ほどではないだろう…
70km地点、Sold out
その後、再び北上する向かい風区間へ。
この辺りでもう足が売り切れ。
飛ばしすぎたツケが来てる。
ケツにツケ…いや、なんでもない。
75km地点の最後の折返しで後ろとの差を確認。
藤原選手とは80秒程度か。
売り切れててもここで緩めたら2時間かけて作った貯金が水の泡。
ランスタートで同時になったら勝ち目がない。
ランスタートでアドバンテージを作っておくのが『スタートライン』。
スタートラインに立たなければゴールを目指せない。
と言うことで、重いギア・ハイケイデンス・引き足・姿勢を低くして空気抵抗を減らす・ダンシングで使う筋肉を変える。
できることは全部やってとにかくペースだけは落とさない。
日頃からインターバルのケイデンスをわざと変える練習をしていたのがこういうときに役立つ。
もうトライアスロンじゃなくてロードレースなんじゃないかってくらい全力を出し切ってバイクフィニッシュへ。
バイク(T1,T2含む):2時間33分46秒(4位/800人)
バイクだけでは2時間22分26秒(Ave38.3km/h)
ラン編
ランコース概要
今回の実測約20.8km、累積標高25m。
ほぼフラットで走りやすい。スタート直後にミドルだけ分岐、奥でもミドルだけ変則2周回と、ちょっとコースがわかりにくい。
問題はエイド事情。
- 21kmで8回、基本VAAMと水のみ
- 最初のエイドまで約4kmと距離が空く
- ジェルがあるのは約7kmと約19kmで通るファミマの近くの角のみ
- 次もあるかと期待していくと中盤の一番欲しい所で無い
- トイレはODと共通の2箇所のみ
- そこを逃すと4kmくらい我慢し続けることになる
と言うことで、ジェルや塩タブレットは必要に応じて持ち込みましょう。
トイレを我慢しすぎると追い込まれます←
ランの補給
保険としてマグオンを1つ、2RUNを1つ持ってたけど、使わなかった。
エイドごとにスポドリを1~2杯飲んで、水をかける。
あとから知ったけど、今回のVAAMって0カロリーなのね…よくハンガーノックにならなかったな…
ランスタート
エイドで座り込んで靴下と靴を履き、OS-1を流し込んだらランスタート!
今回初めて実戦投入したズームフライ sp Fastだけど、いい感じに地面から反発をもらえる。
バイクで出し切り、尻はすでに限界・・・だけど息が切れることもなく、弾む感じで3分50秒/km程度の速さが出ている。
ちなみに私の5000mのベストが18分9秒(3分37秒)なので、なかなかの突っ込み具合。
なぜIRONMAN70.3ドバイは3分53秒/kmで走りきれたんだろうね…笑
とりあえず最初の2kmで外人を抜き、2位に浮上。
折返しで先頭との差3分20秒と確認。
逆に後ろの藤原さんとの差は2分40秒。
前と後ろを気にしていたら、後ろについていた1028番の方に抜かれた(;´Д`)
3分50秒~55秒/kmなのに抜かれるってことはやはりこの方、かなりのランナーか??
異変が起きたのは8kmすぎ。
なんだかお腹が痛くなってきた…スイムで川の水飲んだせいか!?
ペースもいきなり4分20秒~30秒にダウン。
エイドはさっき過ぎたばかりだしなぁ…行っておけばよかった。
最南端の折返しにもエイドがあるから、そこでトイレに行こう…
と、腹に気合を入れながらエイドへ向かう…その間にも前の人との差は確認するw
1028番が先頭に変わってる…ってことは2番になった人は捉えられなくはないかな?
そうして見えてきた最奥地。
ボランティアに『トイレありますかー!?』って叫ぶが、
『無いよ~』
今日一番の絶望である。←
仕方ないので折り返してもとのエイドへ向かう。ペースは4分30秒から上がらない…
そんな中で藤原さんに抜かれた…全くついていける気配がない←
やっと帰ってきたエイド。
長かった…長かった…
出てからはペースも快調、4分~4分10秒!
1分ロスしたけど3kmで取り戻せる!
1028番と藤原さんはともかく、もうひとりに追いつけば3位!
最後の折返しで確認し、約2分差、残り6km。
トイレに行っても差が広がってないってことは、ペースアップした今なら追いつける!!
と思いながら追いかけるも、全くさが縮まらない(;´Д`)ナゼ
そのままゴールに向かう道でいろんな知り合いに声をかけながらペースを維持!
粛々と進んで気づけば残り2km、最後はすれ違いじゃないから人がほとんどいない海岸線へ。
少しづつゴールが見えてきた。
妻と息子はちゃんと待ってくれてるかな~?と思いながら走ってたらちゃんといましたw
なんか胸がピチピチ・・・
そして無事にゴール!!
ラン:1時間23分27秒(5位/800人)
総合:4時間28分35秒(4位/800人)
リザルトとまとめ
普通ミドルってショートの速い人とロングの速い人がぶつかるんだけど、今回はロングメインが多かったのかな?
上位陣は、
- スイムをそこそこで上がって
- バイクを入賞圏内でフィニッシュ
- そこからラン勝負
という形になっている気がする。
ちなみに1位の藤原さんはKONAに行ってて皆生も優勝、
2位の方もKONA狙ってケアンズ行ってたけどレベル高すぎなので次回はマレーシア、
3位の方もKONAに2,3回行ってるらしいし、
5位の方もIRONMAN 9時間台。
そんな中でも引けを取らない勝負ができたというのは少し自信にも繋がりました。
今回の教訓
お腹痛くなったらさっさとトイレに行っとけ!
今回の靴はこちら!
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