IRONMAN台湾2019 スイム編〜ノンウェットなのにまさかの自己ベスト大幅更新〜

こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!

今回のレースはIRONMAN台湾!
2017年にエイジ総合優勝で初めての世界選手権の出場権を取得しており、個人的には相性の良い大会!

  • 日本から近い(羽田から国際線3時間+国内線1時間)
  • 時差も1時間と少ない
  • 気候は日本の沖縄に近い(ただし風はかなり強い)
  • 高湿度なので欧米人が後半ダウンしやすい
  • KONAと被っているので強者が少ない

と、かなり世界選手権を取りやすい条件が揃っています!
さらに来年から4月に移動するため、出場者が分散したのか、2017年の800人(25スロット)から500人(35スロット)と、かなり美味しい条件になっていました!

TK

実際にロールダウンではかなり多くの日本人がスロットを取得していましたね!

毎回のレースレポートと同様にコース概要や主観的なレースの感想についてまとめていきます!

バイク編はこちら

IRONMAN台湾2019 バイク編〜暴風に加え整備不良でキツイ時間が続く…〜

ラン編はこちら

IRONMAN台湾2019 ラン編〜迷路のようなコース!自己ベストで総合優勝!〜

今回の目標

2年前の第1目標は『KONAスロットの取得』。

しかし今回はKONAスロットの取得には自信があったので、

  1. 展開次第では9時間切り!
  2. 9時間20分切り
  3. コナスロット取得

上記の3段階目標で行きました。

あれだけ練習に時間使ってるんだからKONAの取得は最低条件や…!

ヨメ

ハワイ、楽しみにしてるよ♪

息子

多少のプレッシャーはあったものの、レース2日前に「周りの人がみんな速そうに見える」というネガティブな心境になったIRONMANニュージーランドとは異なり、今回は終始落ち着いて過ごすことができました。

必要なタイム(第1目標→第3目標)

スイム:57分(1分30秒/100m)→63分
バイク:4時間54分(36.7km/h)→5時間15分
ラン :3時間3分(キロ4分17秒)→3時間11分
トランジ:6分

トータル:9時間00分→9時間35分

2年前は偶然のエイジ総合優勝でしたが、今回は明確にエイジ総合優勝を狙って!

しかもよくよくタイムスケジュールを見ると、プロスタートがなくていきなりエイジスタート…
ウェルカムパーティでも前回は一番前にプロ用のテーブル、プロの選手紹介もあったのに、今回は何もない…

まさか…プロの部がない!?
これは『IRONMAN総合優勝』のチャンス!?と、前日に気合が入るw

まさかのノンウェット!

現地について大会前日の説明会にて…

水温、26.2度、ノンウェット…!

ざわつく会場w

宮古合宿で散々ノンウェットで泳いだのでむしろ歓迎でしたが、流石にスイムタイムは下方修正が必要かと弱気に…笑
(ウェットありのニュージーランドは61分、ノンウェットのKONAは65分かかっていた…)

準備編

バイクチェックイン。言われて気づいた、がっつり前のり。
そしてゼッケンは縁起の良い『1111』!!

直前1週間の練習

月曜:夜ローラー台1時間15分(TSS:86)
火曜:朝ジョグ12.4km、(夜はバイクパッキング)

水曜:朝ジョグ10.2km(R:200m×8)、夜スイム2,800m(その後空港近くへ移動し前泊)

木曜:完全休養(朝7時20分の飛行機、ポンフーのホテル着は17時半ごろ)
金曜:朝ジョグ5.5km、バイクチェック7.8km

土曜:朝ジョグ3km(R:150m×5)、バイク移動13km、試泳700m
日曜:IRONMAN台湾!!総合優勝!!

月曜の夜はバイクの最終刺激!
9月上旬のオーバーワークではちゃんと体調が戻るかかなり不安だったけど、疲労も感じず出力的にもいい感じ🎶

流石にパッキングや移動、そして連休を取る分の仕事の追い込みがあり、ほとんど練習はできていません。

ただし、ショートとは違いロングでは直前に動けない時の方が調子が良いことも多いです。

詳細は9月のワークアウトを参照。

9月のワークアウト。〜IRONMAN台湾に向けてのピーキング〜

食事

前日までは滞在記を参照。

当日の朝。
普段はIRONMANの朝といえば大量に食べる私。(トライアスリート・トレーニング・バイブルにも1,200kcal目標って書いてあった…)

ちなみにニュージーランドの時は、ブルーベリーヨーグルトに妻が作ってくれたグラノーラと蜂蜜、チーズパン、バナナ、バターコーヒー、コールドプレスジュース、アーモンドバターサンド、ナッツバー。

今回は朝ビュッフェ・夜パーティが多かったせいか、走る前から胃が疲れており(笑)、かなり少なめ。

  • おにぎり 2つ
  • バナナ 1本
  • バターコーヒー
  • カップスープ

これだけ…まぁ筋グリコーゲン・肝グリコーゲンの補充としては、当日の朝よりも前日までの過ごし方だと思っているので、それほど問題はなし。

おにぎりはコンビニで入手。大型スーパーやドラッグストアにはおにぎりは有りませんが、セブンイレブンの中身は日本的でいつものカップスープやおにぎりが入手できるので便利です。

スイム編

スイムコース概要

元は1,900m×2周回だったのですが、流れが強かったので1,270×3周回に。
遠浅だったので、周回の多さと相まって結構ビーチランが長く感じました。

透明度は抜群に高く、陸から300m離れても底が見えるほど。
波もないので、比較的泳ぎやすいです。
ただし、東から西にかなり流れがあったので、三角形の下側の辺では、泳ぎが苦手な人はなかなか進まないかもしれません…
(前日の試泳では最初のブイまでは1分30秒/100m、曲がってからは1分50秒/100mまで落ち込みました…笑)

会場へ。

4時からシャトルバスが動き出すのだが、ちょっと遅れて4時15分過ぎにディスカバリーホテルの前へ。
10人くらい並んでたかな?とりあえず並び始めると…

「第一陣のバスが行ってしまったから、それらが戻ってくる4時50分までバスが来ない」

とボランティアに言われる…バスの移動時間は約20分、会場に着くのは5時10分…
ギアバッグ預けが5時45分、6時スタートでトイレタイムもあると考えるとかなりヤバい💦

タクシーを聞いたら、呼べば約4分できて、料金も1,400〜1,600円程とのこと。
ということで迷わずタクシーを選択、4人で相乗りしてGo!!♪( ´θ`)ノ

TK

ということで4時にはシャトルバスに並べるようにしましょう。

IRONMANはバイクギア・ランギアは前日預けが多いのですが、台湾は全て当日です。

  1. バイクをセッティング
  2. バイクギアの袋を所定の場所に置く
  3. スペシャルニーズバッグ(バイク・ラン)、ランギアバッグをトラックに乗せる
  4. トイレ

比較的普通…ですね…笑

スイムスタート

急遽ノンウェットになった割にはスタート時に一番前の方にいる外国人たち、みんなスイムスキンを着ている…やはりコナで戦うつもりなら買っておくべきか…
そして意外と普通な水着の人もいる。

隣にいる水色のキャップ(リレーの人)の日本人の方と喋っていたら、「ノンウェットなので目標は60分くらいですね〜」とのこと。
ウェットありで61分、ウェットなしで65分の私としては、この人についていければいいペースではないか!?
私の1列前でスタートしてくれるから、ビーチランで追いつけばちょうどいい♪

そんなこんなで気づけばスタート3分前!
なんと息子と妻もスタートの前に応援に来てくれていることに気づく。

スタート直前の緊張感あふれる中、列を離れて息子に会いに行くw
相変わらず緊張感ゼロなアスリートw

.

.

.

ほどなくしてレーススタート!

5人ずつ5秒おきにスタートするローリングスタートで、自分は6列目あたり。

自分の番が来たら、例のリレーの人に追いつくべく5人の中で先頭をダッシュ、遠浅なのでドルフィンスルーを華麗に3回きめ…

.

.

その瞬間、左側を後ろに流れていく水色のキャップ…←

・・・あれ?

リレーの人をいきなり抜いちまった💦笑

まぁいいや、前にいい感じの人が2人いるから、ついて行こう🏊‍♂️🏊‍♂️🏊‍♂️

ちょっと自分の想定した巡行より速めだけど、こういう人について行けた時はいいタイムが出る
(体感では1分30秒/100mの力の入れ具合で、ドラフティングなら1分25秒/100m程度の人についていける)

そのまま1周ついていき、1度目の上陸。

その時、MCが「Taro Shirato!!」って呼び、目の前の人がガッツポーズしている!
KONAの時はがっつり置いていかれた白戸太朗さんについていけているから、今回はかなりいいペース!
(もちろん太朗さんは「まだまだバイクとランがあるから」とリラックスして泳いでいるのに対し、私は「1時間タイムトライアル!」と言わんばかりの全力泳ですがw)

2周目

そのままいい感じで2周目も進む!
気にすることは海でも慌てずフォームの維持に、ピッチを落とさないよう集中力を保つ。
極力ヘッドアップは減らし、時々水中で前泳者の方向を把握する程度…これならドラフティング効果もあり、なんとかついて行ける。

タローさん、時々勢いあまってツンツンしてすみません…

問題は2週目の後半から。
周回遅れの人に追いつき始め、平泳ぎの人たちを避けながら進む。
ついつい前泳者を見失いがちになるし、平泳ぎに蹴られないようにも気をつけながら…
(まぁ平泳ぎの人ってだいたい下半身が沈んでいるから、普通に泳いでいればキックは体の下を素通りしていくんだけどね…)

3周目

最初のブイまではまだタローさんたちを射程に捉えていたものの、その後は見失い…

周回遅れの人も徐々に増えるので、空いてるルートを探すためにヘッドアップも増える。

結局3周目の後半だけでタローさんから2分近く遅れてしまった…この辺は経験不足と、リラックスして泳いでたタローさんに対して必死についていった私の違いでしょう…

スイムアップ

タイムを確認したら…60分切れれば上出来と思ったのが、まさかの54分台…😳

左から、

  1. スイムアップ総合 1〜8位
  2. スイムアップ総合 8〜15位
  3. スイムアップM30 1〜8位

先頭は1人速いけど、上位陣とそれほど引けを取らない泳ぎがノンウェットでもできたのは大きな収穫!

今回使用したアイテムとバイク編へのリンク

朝日の出るロングではミラータイプのデルフィナ!

ワセリンはチューブ型が便利!

バターコーヒーにはMCTオイル!旅先では分包が便利。

仙台勝山館MCTオイル7g×10袋
仙台勝山館

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旅先では栄養が偏るのでマルチビタミン&ミネラルも

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バイク編はこちら

IRONMAN台湾2019 バイク編〜暴風に加え整備不良でキツイ時間が続く…〜

ラン編はこちら

IRONMAN台湾2019 ラン編〜迷路のようなコース!自己ベストで総合優勝!〜 IRONMAN台湾2019 総合優勝! 記事のまとめ

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