こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
トレーニングの記録はTraining Peakなど電子データで管理する人も多いかと思います。
確かに、TSSやCTLを自動で計算してくれたり、月間の距離や時間も自動で計算してくれるので非常に便利…
しかし、電子データでの管理は「記録する・統計を取る」と言う作業は得意な一方で、「過去を振り返る」時にはなかなか見にくいですよね…
TK
そんな「過去を振り返る」時に便利なのは、やはり紙での記録。
大会前で不安な時も、見返してみると「これだけやってきたのだから大丈夫!」と自信になったりもします。
そんな紙の記録、問題はどんなノート、手帳に記録するか。
以前、手帳の中でもNOLTYの物をお勧めしたのですが、トライアスリート・トレーニング・バイブルのトレーニング日誌を見かけたので、購入してみました!
ジョグノートを使用していたけどサービス終了してしまったので手書きも考えている人、トライアスリート・トレーニング・バイブルを読んでいる人で手書きの練習記録をつけたい人は、候補の1つに!(もちろんバイブルを読んでいなくても問題なく使えます)
目次
ジョー・フリール氏監修のトライアスロン専用ダイアリー!
トライアスリート・トレーニング・バイブルといえば、トライアスロンの指南書として鉄板中の鉄板。
どの本よりも、まずこれを読んでから!と言うほどの本です。
英語版は第4版まで発売されているのですが、日本語版は第3版が最新。しかも現在では残念ながら中古品のみで価格も1万円以上と高騰してしまっています…第4版の翻訳を早く発売して欲しいところ!
筆者のジョー・フリール氏は今でもトライアスロンの伝説のコーチとなっています。
TK
そんなジョー・フリール氏が監修したトライアスロン専用ダイアリーであり、トライアスリート・トレーニング・バイブルの内容に最適な構成となっていると聞けば、買わないわけにはいかない…!
早速中を確認してみました!
TK
ウィークリーの記入ページ
リングタイプのノート形状なので、開閉は容易で自然に閉じてしまうこともありません。
また、手帳タイプだと見開き2ページで1週間のものが多いのですが、記入することが多いトライアスリート用なので4ページで1週間となっています!
記入項目
- 睡眠、ストレス、心拍数、体重などのコンディション
- 2回分のワークアウト(強度や時間)
- コメント、栄養
TK
トレーニングの欄は1日に2つ…でも『朝にラン、夜にスイムとバイク』なんてこともあるかと思います。
その時は…コメント欄の部分が広いので、そちらに記入する形になりそうですね(^_^;)
ちなみに1週間ごとにスイム・バイク・ラン・筋トレ・その他・コメントをまとめる欄もあります。
左から順に、
- 時間
- 距離
- 年間累積時間
- 年間累積距離
を記入する形になっていますが、人によっては月間の累積の方が管理したければそちらを記入しても良いでしょう。
1年分のページ数、好きな時期からスタートできる!
また、上記の写真のをみて通り、日付は決まっておらず自分で記入するタイプです。
1年分のページ数があるので、
- 年の初めから使う
- 年度の初めから使う
- 宮古島やKONAなど、各自のメイン大会を区切りにして使う
など、それぞれのスタイルに合わせやすいですね!
使用方法のページは英語、でも読めなくても使えます
一応、使用方法も書かれています。(全て英語で…笑)
ですが、項目としては距離や時間、ペースやパワー、ゾーン1〜5をそれぞれ何分だったか程度なので、説明が読めなくても問題なく使える範囲かと思います。
(ワークアウトを細かく記入するのではなく、各ゾーンの合計時間のみ…VO2maxで5分×3本か、30秒×10本×3セットかよりも各ゾーンの総量に重点が置かれていますね)
もちろん、IRONMANに出るつもりの人は、英語の勉強として読んでみましょう!
トライアスリート・トレーニング・バイブルに基づいた計画
もちろん普通の記入ページだけでなく、他にもバイブルに基づいたページがあります。
年間の練習時間から、基礎期や強化期にどれくらいの週間練習をしたら良いかという目安の表や…
バイブルを読んだ人なら見覚えがあるであろうこの表…Anual Training Plan!!
それぞれの週に、3種目のどの能力を重点的に強化するかを1年分まとめています。
TK
巻末にはレース記録や月間トレーニングをグラフ化するページ
TK
という問題を抱えた方も多いかと思います。
そこは専用のトレーニング日誌、ちゃんと巻末にあります。(人によって何周目にレースが来るかわからないので)
レースは12回分です。これが多いか少ないかは人それぞれですね…
私の場合、レースの詳細な展開や反省・今後の方針はブログにまとめているので問題ありませんが、そうでないなら回数が少なくてもいいから1ページに大会1つで代わりに記入スペースが広い方が良かったかなという気もします。
TK
ちなみにテストの結果を記入するページもありますが、こちらは8回のみ。
テストといってもランだけで1,500m、5,000m、10km、ハーフマラソン、マラソンなど様々なものがあります。
バイクのFTPテストやランの5000mTT、スイムの400mTTといった重要度の高いものに絞っても足りなくなってしまうので、その中でも重点的に伸ばしたい種目に限って記入することになるかもしれません。
記入例
- ロングを年に2本
- ロング前1ヶ月の調整期・ロング後1ヶ月の移行期はそれほど重視していない
- 残りの8ヶ月で課題となっているバイクのFTP測定のデータを記入
- 1年分をパッとみて比較できるようにする、など
また、月間トレーニングをグラフ化する方眼紙も12ヶ月分ついています。
記入例ではランの時間を書いていますが、ペンの色を変えてスイム・バイク・ランをまとめてみるのもいいですね!
グラフにしてみると、どの練習に時間が偏っているか、頻度が低いのはどれか、などが視覚的に分かりそうです。
このダイアリーのデメリット
最後に、デメリットに感じた部分もまとめておきます。
若干大きい
大きさは縦23cm、横19cm。
B5ノートが縦25.7cm、横18.2cmなので、縦は少し小さく横がわずかに大きいです。
そして260ページほどあるので、手帳やノートというより少し大きめの本です。
家に置いて記録する場合は問題ありませんが、持ち歩く人は多少かさばるという覚悟が必要でしょう。
レースやテストの記入欄が少ない
上記の通り、レースは12本分で記入欄は1ページに2レース。
人によっては「レース数が足りない!」「レース数が多すぎる代わりに記入欄が狭い!」と感じることはあるかもしれません。
スケジュールを書く手帳ではなく、あくまでトライアスロン日誌
良くも悪くも、トライアスロンを書くための日誌です。
なので、普通の手帳にあるような『1か月見開きでスケジュールを書くページ』などはありません。
まとめ
ジョー・フリール氏が監修したトライアスロン用ダイアリーであり、トライアスリート・トレーニング・バイブルの内容に最適な構成となっているというだけあって、必要な情報が記入しやすい構成になっています。
使い始める時期も選ばないタイプなので、年の初めや大きな大会を区切りに始めるのが使いやすいかと思います。
手書きで練習日誌をまとめたいけど、なかなか必要な情報が書き切れる手帳とかが見つからない方はいかがでしょうか?
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- もっと小さくて軽いほうがいい
- もっとシンプルなものがいい
- 月間の予定など、普通のスケジュール帳としても使いたい
という方には、NOLTYのウィークリータイプがオススメですよ!
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