こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
一昔前だと「本気ならアシックス!」「高校駅伝ではミズノ!」と言った言葉もありましたが、最近はナイキが本当にいいランニングシューズを出してくれますね!
- レースではヴェイパーフライ
- ジョグや距離走にズームフライ3
- スピード練習にペガサスターボ2
ナイキシューズばかり使用している私ですが、今回はジョグ用にペガサス37を購入しました!
実は以前、ペガサス 35とペガサス ターボを試着し、その時はターボが気に入ったのでペガサスはお預けとなっていましたが…37はかなり良い!
アシックスのターサージャパンなど、人気があるシューズはなかなか型が変わらず同じ物を販売し続けるのですが、ナイキは毎年の様にマイナーアップデート(時にメジャーアップデートw)を繰り返してきます!
TK
ヨメ
今作ではミッドフォームを始めとして大きく変化があったと感じます!
最近のズームシリーズに慣れている人は、ぜひジョグ用として取り入れてみてほしいですね!
目次
NIKE ペガサス 37の外観
なんだかかなり厚みも増して、ズームフライシリーズに近づいた様な外見ですね!
ズームフライ3やターボ2が薄めの素材で軽量化をしているのに対し、こちらは少し厚手で耐久性やホールド感が高そうな仕上がりになっています。
ミッドソール素材はリアクトに。ズームフライ3など使用している人にとってはお馴染みの素材ですが、軽さ・反発力・クッション・耐久性のバランスが非常に良い素材です。
アウトソールは36からデザインが(少しだけ)変わっています。
- 前足部に横のラインが入った(ソールが曲がりやすく?)
- 黄緑部分の後ろ側、36は前足部と似た菱形だったのが、長方形の様な形に
アウトソールの前作との違いが走っていて認識できるかというと、少々難しいですが…
濡れた路面でも滑りにくく、耐久性も高いので普段の練習用にぴったりですね!
また、このアウトソール、耐久性がかなり高いです!
60kmほど走ってみたのですが、ほとんど擦れている感じがしないほど。
TK
ペガサス36と37の違い
いくつかの変更点が加えられています。
ペガサス36と37の違い
- ミッドソールがクシュロンからリアクト
- エアポッドが前足部のみになり、厚みが2倍
ナイキの前世代の素材となるクシュロン・ルナロンは使ったことがある人なら分かると思いますが、一度走っただけでもミッドソールがシワシワに…?
一方、リアクトは軽さ・反発力・クッション・耐久性のバランスが良いナイキの主流素材であり、従来素材のようにすぐにシワができたりもしません。
TK
ペガサス36ではエアは靴底全体に配置されたズームエア仕様でしたが、今回は前足部のみに。
これは接地方法がヒールストライクでもフォアフットでも、前足部が圧力が一番高まるためとのこと。(それに伴い厚みは2倍に。)
そして今作はなんとエアポッドの気圧が男女別!
これは試作と多数のランナーでテストした結果、女性ランナーの多くは男性よりも気圧が低めのポッドを選んだとのこと。(体重によって最適な気圧が変わるのかも?)
TK
ペガサス 37の第一印象
走り出してまず感じるのはクッション性の高さ!
あれ?新品の靴だとこんなにクッションあった!?と感じてしまいますが、少し前に買ったアディゼロジャパンブーストなどと比較にても、クッション性はかなり高いです。
また、非常に安定感が高い靴だと感じました。
言葉での表現は少し難しいのですが、靴にコントロールされることもなく・グラつくこともなく、非常に安心して走れます!
ズームフライ3との比較
ズームフライと比較すると重量は10g増加、ほぼ気になりません。
ズームフライ3は非常に反発もあるシューズで、非常に楽に巡航できます。
一方でカーボン独特の「固さ」の様なものがあり、ピッチを靴から指定されるような(自然に速められるような)感覚がします。
その点、ペガサス37はカーボンが入っていないので、スピードの出しやすさはズームフライ3に劣るものの、非常に自然なレスポンスで走ることができます。
また、ズームフライフライニットはその性能の高さから、足の筋肉が鍛えにくい(以前より多少脚が細くなった?)のでは?と感じています。
ジョグなどではシューズのサポートに過度に頼ることなく、自分の好きなリズムで走れるペガサスの方が適しているかもしれません。
ペガサスターボ2との比較
初代ペガサスターボはペガサスと同じく肉厚な素材だったのですが、ターボ2は薄手の素材になり結構軽くなっています。
左がペガサスターボ、右がターボ2
そのため、肌触りとしてはペガサス37の方が優しいのですが、重量差は約60g。
ここまでくると重量差としてはっきり感じられます。
一方でペガサスターボは、
- 踵の接地面が細いので好みが分かれる
- グリップ力が高くなく特に濡れた路面で滑りやすい
という弱点がありました。
これらの点はペガサス37の方が優れています。
そして、ペガサスターボはリアクトとzoom X(ヴェイパーフライのミッドソール)の複合素材なので、おそらく耐久性という点でもペガサス37に軍配が上がりそうです。
ペガサス37は初心者にもオススメなシューズ
ナイキの靴はどれも優れているのですが、ズームフライ3、ペガサスターボ2などと比較すると、その安定感の高さやクッション性・耐久性から、初心者にもおすすめしやすいシューズです!
また、比較的値下がりもしやすく(ナイキは結構頻繁に新色が出て旧カラーが安くなったりする)、お手頃価格で入手しやすいのもポイントですね!
ロングジョグ用にクッションや耐久性のあるシューズを探しているランナーにもおすすめです!
ペガサス37の重量
右が267.9g、左が265.6gで、平均266.8gでした!(今回は27cm)
(参考までにターボ2が208g、ズームフライ3が256g、どちらも26.5cm)
やはり重量はあります…しかしアシックスやHOKA ONEONEの厚底が300g近いことを考えるとだいぶ健闘しているのかもしれません!
ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美選手もトレーニング用に使用
2020年1月のヒューストン・ハーフで日本新記録を出した新谷選手も、トレーニングではペガサスを使用!
記事の中では、以下のようなコメントも出しております。
ペガサスは、反発性に優れているのにとても柔らかくクッション性にも優れ、率直に履いていて気持ちいいと思えるシューズです。ロングランニングなどの練習の際にペガサスを愛用しています。レースではいわゆるナイキの厚底シューズを愛用していますが、そこで最大限の力を発揮するために、きちんとトレーニングを積むうえで、安心して距離も走れるペガサスなどで練習することが重要です。
ペガサスは、ソールがしっかりしているので安定したフォームで走ることができます。反発性と安定感が相まって、スピード練習にも適していると思います。また、ロングランニングだけでなく、クロスカントリーといった不安定な場所でもおすすめな一足です。私は足底筋膜炎でかかとが痛くなってしまうのですが、ペガサスなら硬いアスファルトの上でもストレスなく走ることができます
やはり長距離走では距離を踏む練習も大切、そんな時もペガサスなら安心して走り込めますね!
ペガサス37の弱点
非常に良いシューズで気に入っていますが、あえて弱点を挙げるとすると…
軽い靴に慣れていると、やはり重いです。笑
ズームフライに慣れていればいいですが、軽い靴でポイント練習をした翌日のジョグなど、ただでさえ疲労が溜まっている日は余計に重く感じます。
また、反発力・スピードの出しやすさはズームフライ3やペガサスターボに劣り、ヴェイパーとは比較にもなりません…(まぁ目的が違うシューズですからね)
初心者におすすめと言いましたが…マラソン大会などに出場する際に目標が『完走』ではなく、少しでもタイムを狙いたいならば、ズームフライ3やペガサスターボをレース用として準備した方が良い記録は狙えそうです。
あくまで「万能シューズ」ではなく「トレーニング用シューズ」という位置付けかなと感じました。
TK
ペガサス37のサイズ感について
私は27cmで使用しています。
ペガサスターボ2やズームフライ3は26.5ですが、ほとんど同じ感覚ではけています。(わずかに余裕があるかな…?という程度)
参考までに、他の靴はこんな感じです。
27.0cm
- アディゼロ タクミ sen3
- アディゼロ ジャパンブースト3
- ペガサス35
- ペガサス37
26.5cm
- ターサージャパン
- ターサージール5
- クラウドフロー
- ズームフライsp Fast(薄め靴下、少しキツめ)
- ペガサス ターボ
- ズームフライ 3
- ヴェイパーフライNEXT%
- ペガサス ターボ2
- アディゼロ ジャパンブースト5
26.0cm
- クラウドフラッシュ(ショートレース用に裸足前提)
まとめ【ペガサス37の評価】
ズームフライ3などと比べると履いている人が少ないペガサス37ですが、ロングジョグなど距離を踏みたいトレーニングの時には非常におすすめできる一足です!
- クッション、耐久性が高い
- 滑りにくく路面が濡れていても安心
- 安定感が高い
- カーボンが入っておらず、素直なリアクション
- 値段が下がりやすい
ジョグ用のシューズを探している人は、ぜひ試してみてください。
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