こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
前回の準備編に続き、今回は当日の朝〜スイム編。
スイムコース
今回のコースは変則1周回の3.8km。
①沖に向かって200m
②南西に向かって875m
③沖に向かって100m
④北西に向かって1,775m
⑤陸に向かって100m
⑥ 南西に向かって550m
⑦陸に向かって200m
4日間試泳したところ、3日間は南西から北西向きの流れ。
つまり1番長い④が追い波?となりかなり楽に加速。逆に波に逆らう区間の方が短いから、タイムが出しやすそう。
…と思っていた。
本番に引いたのは逆の東側からの流れ。
序盤とラストは楽だけど、中盤がなかなか進まないと言うハードコンディション…
(他の人も序盤は500m 5分台なのに中盤は9分台だったと言う人もいた)
スイムスタート
今回はスイムゴール(T1)とスイムスタートが500mほど離れているため、いつも通りタイヤに空気を入れ、ドリンクをセット。
この時間が一番テンション上がるよね。
スタート前は緊張でまたテンション下がる。
何度でてもIRONMANのスタート10分前〜5分前くらいは吐きそう。笑
とりあえず荷物を預ける前にカフェインドリンクを摂取。
粉だけ持ってくると不審物として空港で没収されるパターンもあるので、現地でMONSTER(500ml)を購入。
それにEAA、ベータアラニンを溶かしたなかなかヤバい液体を一気飲み。
それだけだとカフェインが150gしかなかったので、アリナミンVを加えて200mgに。
荷物を預けてトイレに行き、ウェットスーツを着たらスタート地点に向けて移動。
今回の旅ではほとんど大が出ていなかったので若干の不安…この日もほとんど出なかったが、まぁお腹に溜まってる感覚もなかったので考えないようにした。(あれだけ肉とかハンバーガーとか食べまくってたのに…)
今回3人行動、スタート前にもお互いの健闘を祈りながら。
ランコースにもなっている砂地の道を延々と歩いていく。
結構小石がある。使い捨ての安いスリッパ持ってこれば良かった…
まぁいつもの1人行動よりは、仲間と行動している分、多少気が楽。
スタート地点に行ったら5分だけウォームアップ。
体を温めると言うより、ウェットスーツのフィット感を試している感覚。
今回はHUUBのウェットスーツを1サイズ大きくして新調してきた(コロナ前と比較して体重が67kg→72kg笑)。
HUUBのウェットスーツはきちんと着ることができれば本当にノーストレス。
泳ぎながら何度か肩周りを調整。
スタート地点に向かい、事前の情報ではローリングスタートの待機エリアが50分・60分・70分…120分と分かれているはず。60分切りたかったので50分の看板を探す…
が、どれだけ探しても最速が65分の看板。混雑するスタート10分前に、2〜3,000人が集まるスタート周辺を1周したが見つからない。。。(他の外国人も迷子になってた)
とりあえず65分の看板から、AWA(IRONMANの年間ポイントランキング上位者)の色違いキャップで速そうなオーラ出しつつなるべく前に。笑
(後々聞いたら65分の看板からしかなかったらしい。さすがスペイン)
スタート前の盛り上げはさすがと言うか、音楽・MC・スタート前にある謎のトンネル(笑)と、テンションが上がってゆく。
徐々に気持ちを高めるが、不思議と不安や緊張もなく、良い精神状態。周りの人と狙ってるスイムタイムを話したりしながらスタートを待つ。
結局15〜20列目あたりにスタンバイ。まぁ実力相応だろう。
そしてあっという間にスイムスタート。5秒おきに5人ずつ程度でスタートしていき、1〜2分もすれば私の番。
ローリングスタートなので、変にバトルをすることもなく、スムーズに第1ブイへ。
一番外側からスタートしたからブイ周りもバトルに巻き込まれずノーストレス。
続いて陸に沿って850m
この辺りで徐々に気づく…本当はここまでが流れに逆らって波にぶつかるはずなのに、全くぶつからない。
『あ、これは人が多いせいじゃなく、潮の流れがハズレの日だから中盤ずっとキツいやつや…』
500m毎にラップが鳴るように設定してあるので、2回目のラップが鳴ったら左折まで100m以下。前の人についていけば良いし、ヘッドアップは200mに1回程度。
沖に向かって100mは少しごちゃごちゃ。まぁ短いし我慢。
その後最長のストレートに入ると…
やはり波がぶつかってくる。これはタイム伸び悩みそう…
2,000mあたりまで進んだところで、なぜか先方から逆走してくる人が。ぶつかりそうになりヘッドアップで周りを見ると、3,4名ほど逆走。
あれ?往路と復路は100m離れているはずなのになぜ??
(ゴール後に聞いた話だと、関係ないOWSの練習に来た人がブイを目印にして泳いでいたら逆走になってたとか…迷惑すぎる)
結局数名だけで終わってので、あまり気にしないことに←
集中力を切らすことなく、ほとんど抜きも抜かれもせず流れに乗って進み続ける。
今回の作戦は『少し頑張る時もリラックスする時も、ひたすら誰かにくっついて抵抗削減』。笑
まぁ単独泳より集中力も遥かに維持しやすい。
3,000mのラップがなったら左折が近い合図。
この辺りまで来ると、先にスタートした70.3の遅い人たちに追いつくため、徐々に混雑…少しヘッドアップを増やしつつ、残りわずかなスイムを疲れない程度に泳ぐ。
なんだかんだ、意外とあっという間に上陸。
まぁ結構前の方から出て抜きも抜かれもしなかったから、60分くらいかな〜??
と思ってたら時計を見て愕然。。。
65分……
これはバイクで事前の想定より稼がないと、ランに入る前に詰むぞ…
(て言うかかこで9割くらい詰んでる←)
(多分日本でトラッカー見てた人たちは『神谷やっちまったなぁ…』って思ったはず)
(思ったやつは正直にコメントで自己申告したまえ)
とか考えながら、なるべく早くバイクギアバッグに向かってジョグ。
ちなみにスイムラップは135位。。。失笑
バイク編へ続く
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